自社サービス2023.07.20Written by ふなっしーcolumn No.4
「KAWARA板ネット」と「Googleスライド」を使って社内のオフィスサイネージを作ってみた
今回は、弊社の「クラウドデジタルサイネージ」サービスである「KAWARA板ネット」と、Googleのプレゼンテーションサービスの「Googleスライド」を使って、弊社の社内情報共有用のデジタル掲示板を作成してみようと思います。
社内で「KAWARA板ネット」で何を表示させたいかのヒアリングを行うと、サイネージに、それぞれの部署からのお知らせや告知を表示させたいという意見が多かったです。というのも、弊社ではメールやSlackで情報共有を行うことが多いですが、たまにメールが埋もれてしまい、社内のお知らせを見てもらえないケースが何度かありました。
そこで、オフィス内の目立つ場所に設置された「KAWARA板ネット」に、Googleスライドに記載した社内向けのお知らせや情報を、掲示させることにより、社内の共有情報をもっと円滑に、かつ見られる形で行えるようにします。
本記事では、どのようなステップで設定を行ったのかをお見せいたします。
「KAWARA板ネット」に表示させる素材をアップロード
「KAWARA板ネット」でオフィスサイネージを構築するために、まずは、「KAWARA板ネット」を使ってサイネージに表示させる会社のロゴやバナー、ポスターなどの素材を、KAWARA板ネットのクラウドにアップロードします。PCの中に入った手持ちの素材をドラッグアンドドロップをするだけで、簡単にファイルをアップロードすることが出来ました。
「KAWARA板ネット」と「Googleスライド」を連携させる
「KAWARA板ネット」では、Googleが提供するクラウドのウェブベースのプレゼンテーションサービス「Googleスライド」をKAWARA板ネットに連携する事ができます。
そもそも「Googleスライド」は、どこからでも、複数人でスライドの内容を編集することが可能です。また、編集した内容は、即時にクラウド上に記録される特徴があります。そのため、情報を書き換える度に、パワーポイントのファイルをアップロードし直すのではなく、アプリやブラウザ上でスライドを編集するだけで、サイネージに表示させる内容を更新させることが出来ます。
今回は、このGoogleスライドの連携機能を使って、「社内向けの情報共有板」を実現させようと思います。そこでまずは、Googleスライドで、イノコスの各部署ごとに、お知らせ告知用のスライドを下図の通り作成しました。
「KAWARA板ネット」と「Googleスライド」の連携方法
KAWARA板ネットのサイネージにGoogleスライドを表示させるために、下記の手順で、Google スライドとの連携を行いました。
その他のウィジェットを追加する
KAWARA板ネットでは、Googleスライドの他にも、様々な便利な情報やコンテンツをウィジェットとして表示させることが可能です。今回は、デジタル時計や、1時間ごとの天気予報、ニュース、カレンダー等のウィジェットを、オフィスサイネージ用に登録します。
コンテンツを組み合わせて画面のレイアウトを作成
先程設定したプレイリストやウィジェット、アップロードした素材を配置し、画面の表示レイアウトを作成します。レイアウトの作成画面はマウスを基本とした操作で、表示させたい各コンテンツを自由に、直感的に配置することが出来ました。操作感としては、パワーポイントのスライドを作るのに近く、非常に簡単です。
設定したレイアウトをサイネージ受信機へ送信
最後に、作成したレイアウトを、オフィスの会議室のテレビに接続してあるKAWARA板ネットのプレイヤー(受信機)に表示させるように「モニターメニュー」で設定を行い、「保存してこのモニターに送信」ボタンをクリックします。すると、作成したレイアウトや各コンテンツが、受信機にインターネットを通じて配信されます。
KAWARA板ネットの受信機は「ほぼ名刺サイズ」の小型なので、設置する場所に困らず。HDMI入力に対応しているディスプレイならどれでもKAWARA板ネットに接続可能なので、社内で余っているモニターやテレビを有効活用できます。
弊社でも、使われていないディスプレイをフル活用して、ワーキングスペースや各会議室、ラボルームに「KAWARA板ネット」を設置しております。弊社オフィスまでお越しいただいた方はご存じかもしれませんが、弊社のエントランスにも、KAWARA板ネットを設置して、来客者様への案内を行っています。
皆さんの会社には、使われていないモニターやテレビがオフィス内にありませんか?
また、社内での情報共有について、お困りではございませんでしょうか?
KAWARA板ネットは、ネット環境 とHDMIに対応したモニターやテレビがあれば、いつでも、簡単に、デジタルサイネージという形で、皆様の職場に、「瓦版」を令和の時代に蘇らせることが出来ます。
また、今回取り上げたKAWARA板ネットの使い方はあくまでも一例です。KAWARA板ネットは、その他にも、動画やライブストリームを表示させたり、Webページを表示させるなど、シンプルな操作性にも関わらず、多機能であるという特徴があります。そのため、お客様の用途に合わせて、「KAWARA板ネット」は幅広いシーンでご活用頂けると考えております。
さらに、現在「KAWARA板ネット」では、1か月無料お試しキャンペーンを実施中です。ご興味がありましたら、お気軽にお問い合わせください。
ふなっしー2022年9月にイノコスへ入社。元々「IT」と「映像配信」の分野に強い興味があり、両方の分野で仕事ができるイノコスに惹かれて入社。イノコスに入る前はアメリカで学生をやっており、高校から大学までアメリカで過ごしたイノコスのU.S.逆輸入ファイター。営業チームのメンバーではあるが、技術の仕事もよく任される。社内での愛称は「ふなっしー」。好きな食べ物は寿司。