山口県東部ヤクルト販売株式会社

<飲料食品・化粧品販売事業者> 宅配営業部 営業本部 係長 小沼広達様
宅配営業部 営業本部 梅本様
宅配営業部 営業本部 糸濱様

山口県東部と広島県の西部を販売エリアに持つ事業者。
「健康で楽しい生活づくり」のご提案で、社会に貢献することを掲げ、ヤクルトおよび乳製品、ジュース・清涼飲料、健康食品や化粧品の販売を通じて、地域の皆さまに健康と笑顔をお届けする企業です。

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企業概要と事業内容

御社の事業内容について教えてください。
-(小沼様)山口県東部ヤクルト販売株式会社は、ヤクルトレディの方々やスーパーなどの小売店への商品卸しや販売、支払い業務などを担っています。私は宅配事業部の本部で事務処理や資材管理、部内のIT化推進を担当しています。
会社全体の総務や情報システムは別で担当がいますが、宅配営業部内のIT推進は私が担当しています。

デジタルサイネージ導入の背景と選定理由

KAWARA板ネット導入のきっかけは何でしたか?
-(小沼様)上長からの発案で、社内で使うデジタルサービスを検討していた際にイノコスさんのKAWARA板ネットを知りました。導入の決め手は、価格の手頃さと使いやすさです。他のヤクルト販売店での導入事例があったことも参考にしました。特に大阪北部ヤクルト販売株式会社様で導入されていることを知り、お話しを伺ったり、情報収集を進めました。

KAWARA板ネットの使いやすさについてどう感じましたか?
-(小沼様)第一印象は「使いやすい」でした。操作が直感的で、私でもすぐに分かりました。できることも多く、特にCanvaやGoogleスプレッドシートとの連携が便利だと感じています。

インタビューに答えてくださる小沼様

運用面での工夫と具体的な活用

デジタルサイネージに掲載する情報やコンテンツの作成はどのように行っていますか?
-(梅本様)主にヤクルトレディさんへの情報発信に活用しています。最近では、採用活動に関する情報提供にも役立っており、動画コンテンツを流すことで注目を集め、インパクトを強めることができています。
コンテンツ作成については、健康教育部署が作成した健康情報をKAWARA板ネットで共有する計画があります。また、社内ニュースのようなコンテンツや、社員のペット紹介など、より親しみやすいコンテンツの作成も検討しています。
文章作成にAIを活用したり、工数を削減する工夫をしながら進めています。

-(糸濱様): 4つあるエリアのエリアリーダーから、週ごとの活動テーマが上がってくるので、それに基づいたリクエストに対応することも、コンテンツ作りのヒントになっています。私自身も動画作成のスキル向上に取り組んでおり、社内でお客様関連情報を共有することの重要性を感じています。

-(小沼様)上長からコンテンツのネタが提案されることもありますし、現在も様々な情報が掲載されています。

センターに設置しているオフィスサイネージの表示

コンテンツの作成や見せ方について、工夫している点や重視していることはありますか?
-(小沼様)情報が伝わりやすいように、簡潔で分かりやすい文章を心がけています。CanvaやGoogleスプレッドシートを活用して、全体の実績や個人の進捗なども見られるようにしています。画像を使わずともテキストで簡単に情報を表示できる機能も便利で、「こんなに手軽にコンテンツを作成できるのか」と驚きました。

どのようにコンテンツを更新・管理されていますか?
-(梅本様)毎週木曜日に各エリアリーダーから次週掲載する内容が上がってくるので、それに沿って動画や静止画を作成し、翌週の表示スケジュールを組んでいます。
エリア毎にエリアリーダーの掲げる目標が違いますし、伝え方や重視しているポイントが異なるので、(自分のエリアを)よく見ているなと感心しながら作成しています。

毎週エリアリーダーから届く「配信内容記入表」

-(小沼様)コンテンツはシンプルにまとめることを重視しており、現場での作業の合間にもサッと更新できるので、15分程度で完了することもあり、とても助かっています。

導入後の効果について

デジタルサイネージ導入後の効果は感じていますか?
-(梅本様)まだ導入して間もないため、大きな成果を数値で実感するところまでは至っていませんが、動画を流した後に求人紹介に繋がった事例など、一定の効果は感じています。

インタビュアー所感

山口県東部ヤクルト販売株式会社様がKAWARA板ネットを選定された背景には、使いやすさや価格だけでなく、デジタルサイネージを「いかに効果的に運用するか」という強い意図が感じられました。特に印象的だったのは、ヤクルトレディの方々への情報伝達において、動画活用による注目度アップや、健康情報、社内ニュース、社員紹介といった多様なコンテンツを計画的に取り入れている点です。上長からのネタ提案や週ごとの活動テーマといった具体的なコンテンツ源の活用、そしてAIやデザインツール(Canva)を活用した効率的なコンテンツ制作の工夫、さらには画像を使わないテキストでの手軽な情報表示など、運用面での工夫が随所に散りばめられています。これらの具体的な取り組みは、デジタルサイネージの運用に不安を感じる見込みのお客様にとって、コンテンツの企画や作成における有効なヒントとなることと存じます。

担当者が積極的に動画作成スキルを習得されたり、AIといった新しい技術を活用したりと、自社内でコンテンツを充実させるための工夫も印象深く、コンテンツをシンプルにまとめることで最短で15分程度で更新が完了するという効率性の高さは、日々の運用における大きなメリットだと感じました。情報の統制を図り、KAWARA板ネットを主要な情報共有ツールとして位置づけていこうとする姿勢も、今後の運用における展望として非常に参考になると感じました。インタビューを通して、デジタルサイネージを通じた組織全体の活性化に期待を寄せられている様子が伺えました。

インタビュアー 営業部 木本咲菜

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