佐賀県競馬組合

<地方競馬運営> 事業課 副課長 飯田健史様
経営企画課 経営企画係 主事 大淵友李加様

佐賀県鳥栖市にある佐賀競馬場で地方競馬を主催する一部事務組合。
佐賀競馬場は、2022年に移転開設50周年を迎えた歴史ある競馬場です。九州で唯一の地方競馬で、年間を通して中央競馬と同じ土曜・日曜を中心に競馬が開催されており、スタンド西側にはJRAの場外発売所であるJ-PLACE鳥栖が設置されています。

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貴社の事業内容について教えてください

-(飯田様)佐賀競馬の競馬場運営をしています。

(ご担当者様は)普段どのような業務を担当されていますか?

-(飯田様)みんな一人何役も担当しています。私は昨年度までは広報を担当しておりましたが、新年度からは番組編成の部署に異動になりました。
大淵は場外発売(※)の担当とKAWARA板ネットを使ったサイネージの表示画面の制作運用を担当しています。

※場外発売(場外勝馬投票券発売所)とは…競馬が開催されている競馬場以外で勝馬投票券を発売する場所

デジタルサイネージを見ている方はどのような方々ですか?

-(飯田様)佐賀競馬場に馬券(勝馬投票券)を買いにいらっしゃるお客様にご覧いただいています。
佐賀競馬でレースが開催される日はもちろんですが、佐賀以外の競馬場で開催されるレースについても、佐賀競馬の場外発売で購入できます。

※佐賀競馬場スタンド入り口の様子

KAWARA板ネットの導入を検討する理由やきっかけを教えてください

-(飯田様)佐賀競馬場には、もともと何十枚とモニターが設置されていて、競馬に関する情報を放映しています。ただ、場外馬券を販売するときに、佐賀競馬場のシステム上、4場分の映像しか出力できませんでした。
全国で5場、6場開催がある日もありますので、そういう時は映像を出力できない場ができていました。
これまで放映できなかった映像を流せるシステムはないかと探していたところに、安く手軽に映像を流せるKAWARA板ネットを見つけたのがきっかけでした。

※KAWARA板ネットを利用して表示しているサイネージモニター

デジタルサイネージの選定を行う際に重視した点を教えてください

-(飯田様)コストが一番です。初めは、PCを購入して自分たちで表示しようと思っていました。ただ、その場合は人件費もかさみますし、ミスも起きやすくなります。職員が休みの日は稼働できないというデメリットもあり、システム化したいと思っていましたが、大掛かりなシステムを導入するほどの予算はなく困っていました。

KAWARA板ネットの説明を聞いてどのような印象を持たれましたか?

-(飯田様)ポジティブな点は「何にでも使える」点です。
動画を流すこともできるし、サイネージとして告知にも使えるのがいいですね。
さらに、現場にいなくてもスマホ一つで操作できるのが大変良いと思いました。だからこそやろうと決めたところもあります。
ネガティブな面としては、既存の取引がない企業さんだったことです。佐賀県競馬組合は官公庁なので、初めてのお取引は特にハードルが高くなります。でもいろいろお話しを聞いていると映像配信に関わる企業で、大手の企業とも変わらない業務実績があるというのが分かったので、安心できました。
実際に使ってみるまでは、本当に映像が表示できるか不安はありましたが、それも無事に稼働しているのでよかったと思います。

-(大淵様)レース映像の放映にいくつかの工程があって戸惑ったのですが、何度かテストをしてスムーズに表示できるようになりました。サポートしてもらって表示ができ良かったです。

KAWARA板ネットに決定した決め手は何でしたか?

-(飯田様)利便性が高く、拡張性があるというのが良かったです。
他社様では1台追加するだけで百数十万円かかるところ、KAWARA板ネットはインターネットを引いて、モニターを用意すれば、月額レンタルで始められる。こんないいことあっていいの?と思いましたよ(笑)はじめからKAWARA板ネットにすればよかったくらいです。

KAWARA板ネットをどのような用途で利用する予定ですか?

-(大淵様)基本的には場外発売時のLive映像の表示です。
それ以外は、YouTube動画の放映、イベント告知のサイネージを考えています。

先ほど拡張性というお話をいただきましたが、台数を増やすということですか?

-(飯田様)はい、それもあるけど他にもいろいろあります。
例えば、その日の出走取り消しの馬の情報を佐賀競馬場内の既存モニターで流していますが、本当はもっとモニター数を増やしてお客様の目に留まるようにしたいとおもっているので、それを拡大するときはKAWARA板ネットでやりたいと思っています。
イベントなどでモニターを移動したいときもKAWARA板ネットなら簡単にできるしね。

サイネージに対して周囲の反応はいかがですか?

-(飯田様)佐賀競馬場には元々数多くのモニターがあるので、来場するお客様からしたら、そのうちの1つだと思います。
ただ、モニターの前で足を止めて見てくれているお客様がいらっしゃいましたので、良かったと思います。

※帯広競馬場で開催しているばんえい競馬のレースを視聴するお客様

実際に触った操作面の感想をお聞かせください

-(大淵様)操作説明会とマニュアルで操作方法は理解できました。使いづらいなとおもったのは英語表記がある部分です。直感的な操作がしにくいと思いましたが、何度か使ううちに慣れてきました。

困っていることはありますか?

-(大淵様)今はとくに困っていることはないですが、テスト期間が短かったので慌ただしい中で設定や表示確認を行ったのは大変でした。
事務所とサイネージを置いている場所が少し遠いので、初めはちゃんと映っているか不安で何度も事務所とモニターを往復していました。

今後、KAWARA板ネットを使ってやっていきたいことを教えてください

-(大淵様)私が担当している場外発売以外にも様々なコンテンツの表示を検討しています。例えば、勝利騎手のインタビューをYouTubeShortsに流す取り組みを始めたので、その映像を場内サイネージに表示するなどです。

 

飯田様、大淵様 お忙しい中お時間を作っていただきありがとうございました。
競馬場のレース開催日の熱気を感じながらのインタビューとなりました。これからも共に走るパートナーとして、サポートさせていただきますのでよろしくお願いいたします。

※新設したサイネージモニターを紹介してくださる飯田様

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