大阪北部ヤクルト販売株式会社

<飲料食品・化粧品販売事業者> M&BDチーム 課長 健康経営アドバイザー 河端源太様
宅配事業部 係長 健康経営アドバイザー 辻ゆかり様

豊中市全域、大阪市の一部、吹田市の一部を販売エリアに持つ事業者。
「明日の元気を一緒につくる会社®」をミッションとして、ヤクルトおよび乳製品、ジュース・清涼飲料、健康食品や化粧品の販売を通じて、地域の皆さまに健康をお届けする企業です。

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導入サービスと
活用目的
  • サービス
  • デジタルサイネージ「KAWARA板ネット」
  • 活用目的
  • 会社全体の方向性を統一する
  • ヤクルトレディの気持ちが育ち、誇りを持ち、成長できる環境をつくる

貴社についてお伺いいたします

●業務内容をお聞かせください
-(河端様)弊社は大阪北部エリアを管轄としており、ヤクルト製品と化粧品や健康食品の販売を通じて地域の皆さまへ健康をお届けしております。
ヤクルトレディによる宅配部門と、宅配以外の商品流通販売を担う直販部門があり、それぞれで個人のお客様や事業所のお客様、自動販売機、スーパーマーケット、学校や病院の給食などに商品を販売することで、地域の皆さまの健康づくりのお手伝いをしております。

●店舗の役割や位置付けは?
-(河端様)店舗は9箇所あり、各エリアの店舗にヤクルトレディが所属していて、そこから、そのエリアの個人のお客様や事業所のお客様のところに健康をお届けしています。
ただ商品を配達するだけではなく、お客さまの「最も身近なパートナー」として、健康と笑顔あふれる明日をつくる為に、お客さまに寄り添った活動を行っております。
お店に直接お買い上げにいらっしゃるお客様もいらっしゃいます。

●ヤクルトレディさんの働き方や役割についてお聞かせください
-(辻様)働き方としては基本は個人事業主として働いていただいています。
また、現在16名の方が雇用ヤクルトレディ(契約社員)として働いていらっしゃいます。
個人事業主は、業務委託と言う形で商品を預かり販売していただきます。
また、主に主婦の方が多いのですが、朝8時半から午後3時くらいまでの間に仕事をして、人によっては時間を融通して働いています。

●サイネージはどこに設置されていますか
-(河端様)店舗9箇所と本社の1箇所に設置しています。

●サイネージはどのタイミングで見られるのでしょうか
-(河端様)まずは、ヤクルトレディが朝店舗に出勤してから「お届け」に出発するまでの朝の時間ですね。
8時半くらいから9時過ぎまで。
そこからは皆さんお届けに出発しますので、店舗は不在になります。
その後、11時くらいからお昼過ぎくらいにかけて徐々にお店に戻ってきて、そこから翌日の準備やお店の中での業務があるので、午後2時から4時くらいまでが全員がKAWARA板ネットを見る時間になりますね。

(左から辻様、河端様)

KAWARA板ネットの運用や使用感についてお伺いいたします

※本文中の色付き文字はインタビュアーの発言です

●10台ものサイネージの具体的な操作はどなたが、どのように実行しているのでしょうか
-(河端様)今のところ私が担当しています。導入も、受信機を接続するだけなので一人でできました。
(すごいですね)
めっちゃ簡単でした!
一部映らないことがありましたが、すぐに御社が対応してくれたので大丈夫でした。
導入はすぐ終わって、何を配信するのかは、私と辻が所属している宅配事業部の部署の皆さんと相談しながら決めました。
当社の場合は、基本的に見る人はお客様ではなくスタッフなので、例えば毎日の連絡事項、月間スケジュール、週ごとに強化週間があるのでその内容。そして、施策についての登録方法、ヤクルト本社からYouTubeでCM動画がアップされるのでそれを取り込んで流したり、自社のFacebook、ウィジェットのニュース、星座占いなどを流しています。

本社設置イメージ
(左からイノコス社員、河端様、辻様)

●コンテンツを入れ替える頻度や操作時間についてお伺いいたします
-(河端様)月間スケジュールやこの週はこれをやる~といったテンプレートは宅配事業部の方で作成しているので、それを私が管理画面でメディアにいれてレイアウトを作っています。
(レイアウトを作るのは大変ではないですか?)
-(辻様)いままで紙で配布していたものをサイネージ用に作り替えているだけなので、どっちにしてもいつも作っていたものになりますので、そんなに大変ではないです。
(デジタルサイネージ投入前は紙で配布していたんですね?)
そうです。
(今は紙としては渡していないのですか?)
はい、少しずつなくしていこうという形で進めています。
-(河端様)月間スケジュールも、従来は紙で送って各店舗の壁に掲示していました。
(そういう意味では経費削減になっていますね?)
はい、そうですね。
(コンテンツ作成は毎週更新を行っているということですか?)
-(河端様)毎日更新するものもあります。
便利だったのはウィジェットに「Canva(キャンバ)」があって、当社では以前から使っていたので、URLを入れるだけで同期して自動更新されるので便利です。
(そうしたら管理画面に対して毎回毎回更新しなくても済んでしまうものも結構ありますね?)
そうですね。
(更新に時間はかかってますか?)
いや、全然かからないですよ。
最初の配信スケジュールを組む所は時間がかかりましたが、一回組んでしまえば入れ替えるだけだし、大幅に変えるわけでもないので。

(今後どのような活用方法を考えていますか?)
-(辻様)宅配事業部としては、ヤクルトレディたちの成長を目的にしています。
ヤクルトレディは、毎日お客様と接する中で、色々な成功事例等がでてくるので、そういうものをピックアップして映し出すことを考えています。
例えば、成果を出しているヤクルトレディにインタビューした動画を映したり、Workplace と言う社内SNSの投稿からピックアップして表示するというのを今後広げていきたいと思っています。
また、ヤクルトレディ同士で行っているお客様対応のロープレをしているシーンで、上手にできている人を動画で紹介したり。
-(河端様)導入後の3ヶ月(1月~3月)は、まずはKAWARA板ネットを見る習慣づくりの期間と位置付けています。
今は運用を全て本社で行っていますが、4月以降からは、ヤクルトレディにも運用に参画してもらい、コンテンツを考えていこうと思っています。
-(辻様)研修的なことにも使っていきたいですね。
-(河端様)各店舗で毎朝朝礼をしているのですが、動画で辻が語り掛けるようなものを流して、全店舗の朝礼を同じ内容、レベルに合わせて行う、そういう構想もあります。
(ライブですか?)
いえ、各店舗で朝礼開始の時間も違うので、事前に撮影したものを各店舗ごとにスケジュール配信してライブっぽくしようと。
(今後はこの計画されたコンテンツで進めていく予定ですか?)
そうですね、すでに導入されているものもありますが、いろいろ研修用の動画ストックもあるので 週替わりで流してもいいと思っています。これまではWorkplaceという社内SNSで発信していたのですが、全員に閲覧してもらうのが難しいという課題がありました。KAWARA板ネットで常に配信していれば、絶対目に入るので、課題が解決できそうです。

店舗設置イメージ

働くヤクルトレディさん

●KAWARA板ネットを使ってみての率直な感想を聞かせて下さい
-(河端様)管理画面を触っている側からすると、操作方法もめちゃくちゃ簡単で直ぐに理解できました。
導入も簡単で、費用面も他社製品に比べて安いですし、メリットしかなかったです。(笑)
-(辻様)見ている側も、害にもならないし、音声が聞こえてきたら「なんやろ?」って見るので、便利になったと思う。
いつもならLINEなどでメッセージを流しても見てくれたのかわからない状態だったが、KAWARA板ネットのことをみんなに聞いてみると「音声で入ってくるから良い」、「見たいことが始まったら手を止めて見ることがができるから良いよね」、という声があがっています。

デジタルサイネージの選定から導入に至るまでの経緯についてお伺いいたします

●サイネージを導入しようと思ったきっかけや、導入の目的(ねらい)はなんでしょうか
-(河端様)会社から、既存のテレビモニターをもっと活用して、情報共有の仕組みを変革するよう指示があったのがきっかけです。
-(辻様)元々、9店舗ある中で情報共有の仕方に差があり、会社の方向性を統一させる為に、その差を無くしたいという課題があったので、そういったことを解決できるツールを探していた。
そして、他のヤクルトグループの販売会社さまが、(他社の)オフィスサイネージを導入されている事例があり、それをヒントに当社でもオフィスサイネージ導入を検討してみてはどうか?となった。
-(河端様)そういった経緯があり、私の方で何か良いツールがないかと探し始めました。
-(辻様)自由にというか臨機応変にできるところと、統一しておかないと行動にズレが出てくるというのを無くすため。

●他社と比較してKAWARA板ネットが良かったと思う具体的な理由はなんでしょうか
-(河端様)ネットで検索して出てくる数社は見たが、かなり料金が高かった。
検索で色々見た中ではKAWARA板ネットが一番安かった。
モニターは元々あったのでそれが使えて、簡単に導入できるものとなるとKAWARA板ネットが良かった。
1ヶ月間試用させていただき、これだ!と即決しました。

●実際KAWARA板ネットを使ってみて、使う前と後の印象は違いましたか
-(河端様)期待以上です。とにかく簡単でした!
(河端様はシステム担当者ですか?)
そうですね。社内のシステム関係の運用は、ほぼ全て担当しています。
でも高度なことはできなくて素人ですよ。そんな私でも出来ました。(笑)

●サイネージを導入する際に、何かご不安な点はありましたか
-(辻様)新たなことを始めるという意味では、、でも特に不安はありませんでした。
-(河端様)コンテンツを全部自分で作らないといけなくなるのでは?という不安はありましたが、ちゃんと役割分担ができたのでよかったです。
-(辻様)日頃からこういう素材は作っていたので、Excelで作っていたのをPowerPointに変えるだけでした。

店舗設置イメージ
(左から辻様、ヤクルトレディの上田様)

最後に、ずばり「オフィスサイネージ導入のカギ」はなんだと思いますか

-(河端様)コストや、最初の導入のしやすさはもちろんですが、導入する目的、役割分担、そして何を映すのかを明確にしてから導入することが重要だと思います。
もし、ずぅーっと同じものを流していたら、壁に同化して誰も見なくなると思います。
どうしたら興味を持ってもらえるか。弊社は女性スタッフが多いので、毎日決まった時間に星座占いを配信していますが、結構見てくれているのかな?
-(辻様)はい。毎朝の連絡事項に掲載している「今日は何の日?」も結構参考になるみたいで、お客様を訪問した時の、話題として提供できるし、そういうのは今のところは関心を持ってくれているのかなと思います。
ただ、1年間、2年間と続けていく中では飽きられていくと思うので、常にPDCAを回して工夫していく必要がありますね。
-(河端様)「情報は全てKAWARA板ネットから自ら手に入れてくださいね」、という風土を作っていかなければならない。
KAWARA板ネットを導入する目的、役割分担、何を映すのか等をしっかり決めたうえで計画立てて始めたのが良かった。
-(辻様)本社から一方的に情報を配信するのではなく、ヤクルトレディたちにどう参画してもらうかかがこれからの課題です。
(ヤクルトレディさんの参加意思は積極的ですか)
-(辻様)それはまだこれからですね。
-(河端様)自分のお店の仲間が動画で出ていれば見たくなると思うんです。「〇〇さん出てるー」って。
-(辻様)そういう風に作っていきたいと思っています。
費用対効果も私たち次第かなと思っています。
みんなに飽きられて「壁」になってしまったらもったいないし、それ以上に何かできれば安いものですよね。

導入を仕切っていただいた河端様

-(河端様)
まだ導入したばかりで、これからもっと活用方法を模索していく必要がありますが、KAWARA板ネットに出会えて良かったです。
オフィスサイネージ導入を検討されている企業さまがありましたら、自信を持っておすすめさせていただきます!

イノコス様、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

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